空腹を味わう3つの方法
こんにちは
アラサラリーマッチョいっちーです
今回は、健康にとって必要不可欠な空腹について書いていきます。
食べ物にあふれている現在
食べ過ぎが多くの人の健康を脅かしています。
肥満やそれにともなったさまざまな病気は、食べ物にあふれる今の時代だから引き起こされており、それに悩む人は年々増すばかりです。
その原因として考えられるのが、多くの人は本当の空腹になる前に次の食事をしてしまっているということです。
つまり、胃や腸を休ませることなく次から次へと食べ物を食べてしまうので、疲労してしまい、さまざまな問題が起きているのです。
食べる物が消化のよい物であればまだよいのですが、脂っこいものを食べてしまうと、どうしても消化が遅くなり、胃や腸に負担をかけてしまいます。
では、何をすることが胃腸にとって良いのでしょうか?
結論
胃腸にとって良いことをしていくためには、3つのステップを踏んでいく必要があります。
ステップ1 本当の空腹について知ること
ステップ2 空腹を楽しむこと
ステップ3 空腹を習慣化すること
です。
では、これらを順番に見ていきましょう。
本当の空腹について知る
今回の空腹については、僕自身が体感してきた考えも含まれているので
全ての人に共通するものではないかもしれません。
こういう考え方もあるのだなと思いながら見ていただければと思います。
そもそも、人が空腹を感じるのは、胃や腸の中が空だからではありません。
人の空腹感は、血糖値の上下に関係すると言われています。
まず、食事をすることで血糖値は上がります。
普通の食事であれば血糖値の上昇とともに満腹感も感じられます。
そして、時間が経つにつれて血糖値は下がっていき、状態が続くことで空腹であるという信号を脳へ出します。
しかし、その信号は血糖値で判断したものであり、胃腸の今の状態を反映していません。
つまり、食べ物の消化を終えていないのに空腹であるという間違った信号を出してしまい
脳に錯覚を起こさせてしまうこともあるのです。
では、本当の空腹を知るためにはどうすればよいのでしょうか?
それは、食べ物の消化にかかる時間をある程度、把握することが必要になります。
炭水化物(糖類)やたんぱく質中心の食事であれば、だいたい3時間ほどで消化されます。
しかし、脂質が多い食事は、なかなか消化されません。
個人差はありますが5〜7時間ぐらい消化にかかってしまいます。
そうすると、朝食を6時に食べてまでに6時間開けたとしても
胃や腸の中に食べ物が残った状態で、次の食事をむかえることになります。
そうなれば、当然、胃腸は本来の力を発揮できません。
なので、消化吸収のよい物を食べるように心がけ、胃や腸の負担を軽くしましょう。
空腹を楽しむ
本当の空腹になると、体が脂肪を分解して燃料として使うようになります。
それは、人間の体は糖の次に脂質をエネルギーとするからです。
血液中のグルコース(糖の細かい状態)を使い果たせば次は脂質を使うしかありません。
先ほども述べたように空腹感は血糖値とつながっているので、
空腹を感じる=糖を使い果たした
というイメージをもってください。
そして、空腹を感じたらこんなことを考えてみましょう。
「あー お腹すいた。でもこの空腹が体の脂肪を燃やしてるサインだから まぁよし!」
このように、本当の空腹になることで体にどんなよい影響があるのかをはっきりとイメージして過ごせると、空腹が苦になりません。
むしろ、まだ我慢できそうだから、もう少し空腹でいようと考える人もいると思います。
(↑僕のこと)
他にも空腹にはさまざまな効果があり、その効果は本やインターネットなどで紹介されています。
さまざまなファスティング(断食)方法も紹介されているので一度見てみると面白いと思います。
空腹に慣れる
ここでも習慣化が重要です。
本当の空腹が楽しめるようになったらそれを習慣化しましょう。
だいたいでいいので食事をしたらその消化時間を計算し、その時間よりも早く空腹を感じたら
その空腹感は無視して、消化を終える時間がくるまでは食事を摂らない
というような食事スタイルに変えていきましょう。
これを無理することなく続けていけば、人は必ず習慣化することができます。
空腹を楽しむことが毎日の生活でできるようになると、空腹でいる時間が長くなり
以前よりも空腹に対して鈍感になっていきます。
この状態までくると、かなり楽に毎日生活することができます。
食べる量は自然と減り、理想の体に近づいていけるはずです。
まとめ
今回は、空腹を味わう3つの方法について書いていきました。
現在の日本人の多くが、この本当の空腹を知らずに
胃や腸の中の食べ物がまだある状態で食事をしています。
つまり、食べ過ぎているということです。
こういった食べ過ぎは肥満の原因になり、肥満はさらにさまざまな病気を引き起こします。
そうならないためにも。
本当の空腹について理解し、楽しみ、習慣化していきましょう。
それでは、また!